「十六式いろは」のあれこれ

コンピュータ将棋ソフトのエンジン「十六式いろは」の開発者のブログです。

「将スタ -将棋ソフトスタジオ-」の公開

★2022年4月18日までに将スタシリーズをダウンロードして
ファイルを展開している方へ!
お手数ですが、以下のページを読んで対応をお願い致します。

https://16-168.hatenablog.jp/entry/2022/04/18/223512

※公開日 2022-01-17
※更新日 2022-04-18
 あなたスタイル機能等を追加しました。7-zip問題対応済み。 →更新内容

ディープラーニング将棋AI制作ソフト

「将スタ -将棋ソフトスタジオ-」

将スタのイメージ画像

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元・失敗経営者の専門学校の講師が贈る「就活論」

📌 はじめに
この内容は、以前学生から受けた質問に対して、元塾講師で現役の
非常勤講師(兼フリーランス)として、また元経営者(失敗経験あり)
としての視点からガチで回答したものをベースにまとめ直したものです。

当時、その学生から「項目ごとに分かれていて読みやすかった」というように
喜んでもらえたので、少しでも悩む若者の生存戦略のヒントになれば幸いです。

1. 就職活動において、自己分析を行うことで学生にどのような効果があるのか?

前提として、就職活動かどうかに関わらず自己分析は「気分よく生きていく上」で
とても大事だと個人的に思っています。

世界最古の兵法書として知られる『孫子の兵法』でも、
「彼を知り己を知れば百戦殆(あやう)からず」
(意味:敵のことや情報を調べたり自己分析して、相手や自分を知れば
100回戦っても負けることはない)と書かれていますし、
戦いにおいてだけでなく、現代においてもビジネスに応用している人が多いほど
ですからね。

とはいえ、自己分析は「絶対にしなきゃいけない訳」でもないですが、
しなかった人と差がつくのは事実だと思います。就職活動においてのメリットを
私なりに振り返り考えてみました。

  1. 指標や方向性の確立
    仕事に関して、自分が最も大事にしたい、あるいは苦痛を避けるための、
    指標や方向性を考えることに役立つ。
  2. ミスマッチの防止
    自分の求めることと、会社が求めていることのミスマッチを防げる。
  3. 論理的なアピール根拠
    選んだ会社で働くための理由や根拠をアピールできる。
  4. 自己肯定感の向上
    自分の得意とすることに気付けて自己肯定感を高めることができ、
    面接官からの信頼感も得られる。

2. 自己分析のような取り組みを、どのようにしたか?

学生時代はアルバイトからの流れだったので就職活動していないのですが、
転職活動時にしたことを参考に書きます。

  1. 無料でできる性格診断の活用
    転職サイトなどの無料でできる性格診断のようなものをいくつかして、
    自分の長所や短所を客観的に知る。恋愛診断みたいなもののお仕事版ですね。
    そして診断を読んで自分自身のことを振り返り、納得できる部分に重心を置き、
    納得できない部分は軽く頭の片隅に置いておく。
  2. 主観の洗い出しと整理(ブレスト・KJ法)
    自分ができること、得意とすること、仕事としてやりたいことを
    思いつく限り書き出す(ブレーンストーミングの手法を参考にする)。
    その後で、似たようなことをグルーピングし整理する(KJ法を参考にする)。
  3. 苦手リストは軽めでいい(10〜20代の特権)
    苦手とすること、したくないことは軽く書き出しておく。年齢を重ねるほど
    きちんと書き出すけど、10~20代はいろいろと経験したりチャレンジした方が
    いいと思うので、あまり重心を置かなくてもいいかな?と思います。
  4. 仕事における優先順位(ファーストキャリアの考え方)
    自己成長、給与、プライベート時間など、自分にとって仕事では
    どのようなことを大事にしたいかを考える。
    ちなみに、給与や年収は後で転職したりして上げることを狙えばいいかな、
    って感じで給与以外のことに重きを置きますかね、私が今もし新卒ならね。
  5. 企業研究とマッチング(元経営者としての視点)
    応募する企業がどのような人材を求めているかをネットなどの情報を調べて、
    自分と考える方向性があっているかを確認し、その企業で役立つ自分が
    できることを整理する。どのような人材を求めているかわからないときは、
    面接で聞いてみるのもあり。
    (過去に企業経営をして人を雇ったことがあるので、そういう元経営者
    (経営失敗したけどw)としての一意見としてみてもらってもOKです)
  6. おまけ(最強のメンタルセット)
    面接まではいろいろと考えたりして、もし面接で落とされたらそのことは
    気にしないにように割り切る。自分とその会社の求めるものが違っていたから
    ですからね。恋愛のようにタイミングってのもありますし。考えても
    面接官の考えはわからないことが多いので、気にせずに割り切って
    次の企業を探すのが精神衛生上よいですね。

3. 自己分析を始めるにあたり、まず何をすればよいか?

  1. 無料でできる性格診断をとりあえずやってみる
    まずは、頭の中だけで悩まずに、無料のものでいいので性格診断などを
    とりあえずやってみてはいかがでしょうか。
  2. 自分の得意なことややりたいことを紙やメモに書き出してみる
    そして、自分の得意なことややりたいことを、フォーマットにこだわらずに
    思いつくままでいいので、ぜひ紙やメモに書き出してみてください。

4. 自己分析を効果的に進めるために、意識すると良いこと・取り組むと良いことはなに?

  1. 考えとかを言葉にする練習をしてみてください(言語化)
    自分のことを客観的に見れますし、説明が上手になれます。
    いろいろとお得なスキルで、これからの時代に必要なことの一つかな、と思います。
  2. 得意とすることを考えてみて、なければ経験してみて作ってみてください
    「自分には武器がない」と思うなら、今から何かを経験して作ればいいのです。
    半年でも続ければそれなりに人とは違う武器になります。自分が当たり前
    と思っていることが他の人からするとすごい、ってこともありますしね。
    就職は、すごい人じゃないとダメってわけじゃないですし。
  3. 思い切って行動してみる
    考えたり戦略を練るのも大事なことですが、「これはやってみた方がいいかも!」
    ということは、思い切って行動に起こしてみることをオススメします。
    やってみなきゃわからないことが多いですし、行動力は武器になります。
    やってみた後で、振り返って考えてみる(アジャイル的なアプローチ)
    って感じですね。もし失敗しても「一発アウト、人生終わり」みたいなことは
    ほとんどありませんし、思い切っていろいろやってみてください。

5. 自己分析を通して、身につけてほしい姿勢や考え方はどんなこと?

以下のような人であってほしいと思っています(大事なこと順)。

  1. 自分の幸せを考え続けられる人(人生のPDCAを回す)
    自分がどういう人間になっていきたいか、どうすれば幸せになれるか。
    周りの人が幸せになれるか、を考え続けられる人。就職がゴールじゃないですからね。
  2. 他の人の立場になって考えられる人
    共感力を高められますよ。比較的女性は共感力が高いとされるのですが、
    自分のことだけじゃない、という意味で男女ともに大事かと。
  3. 自分が病んだりしないように、自分も大事にする人
    自分が限界を感じる前から、限界を回避できるように準備をすることも大事です。
    就職してからも、自分のスキルシート(仕事の経験とかできること)を
    半年に一度くらい更新するなどです。転職したくなったとき慌てずに
    済みますし、それが心のセーフティネットになります。
  4. 企業から見て「手放したくない人材」を意識できる人
    企業からすると手放したくない人材はどのような人か、そういう風になれるように
    考え行動を続けられる人(上記「2」の仕事版のようなイメージです)。
  5. 良い意味で、他の人を巻き込む人
    人が多いとできることの規模も大きくでき、楽しめることも大きくなりますよ。

6. 就職活動を控える学生へのメッセージ

いろいろと書きましたが、就職活動は一人で悩まずにいろんな人にアドバイスを
聞いてみてください。その方が思考の視野が広がってお得です。

でも、聞いた人のアドバイス通りにする必要はまったくありません。
自分が「いいな」と判断したことだけを取り入れて、「合わないな」と思った
アドバイスは、そっと置いておけばいいです。

もし、アドバイスしてくれた人が「なんでアドバイス通りにしないの?」とか
不機嫌になったとしても気にしなくていいです。
「とても参考になりました。その上で最後は自分で考え抜いて判断しました」と
伝えれば十分です。それでも機嫌が悪いなら、「相性が合わない人かも」と
割り切ってしまうのもありかと思います。

自分の人生です。主人公は自分自身です。
誰かの意見に全乗りするのも、自分で決めるのも自由です。

自分で変えられるようなこと、悩んで良くなりそうなことなら思いっきり
悩んでください。思いっきり悩めば後悔することもあります。
でも、後悔できるのはそれだけ悩み抜いた証拠なのです。

また、自分ではどうしようもないこと(天気とか、会社の方針とか、
他人の機嫌とか)なら、頭の中でコインやサイコロを振って判断を決めてみること
もオススメします。

主人公は、いつでもあなた自身ですからね。

Markdown を一発で PDF/HTML に変換できるツールの公開

Markdown を PDF にしたいだけなのに、
毎回設定したり、フォントが崩れたり、AA が死んだり……
そんなストレスを全部まとめて解決するために、
Markdown-Converter を作りました。

バッチをポチッとするだけで、
HTML も PDF も Typst も一発生成。
Light/Dark も選べるし、アスキーアート用に MS Gothic 版も用意してます。

ChatGPTくん、Gemini くんやCopilot くんなどの回答を Markdown に貼って、
そのまま PDF にするのにも便利。

授業資料や技術メモを Markdown で書くことが多いので、
自分の作業効率を上げるために作ったのがきっかけですが、
同じような用途の人にも便利だと思うので公開します。

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drive.google.com

Qiitaに「Pygame Zeroで縦シューティングを完成させるまで」って記事を書きました。

「AIと一緒にゲーム作ってみたら、思ったより“化けた”」
そんな話をQiitaで書きました。
縦シューティングの設計とCopilotとのやりとりの記録です。
よかったら覗いてみてください(´ω`)


【AIと一緒に作ってみた】Pygame Zeroで縦シューティングを完成させるまで
Python初心者でもできるCopilotとの対話で学ぶゲーム制作の楽しさ - Qiita
https://qiita.com/168-sueyoshi/items/39cf9225a0e351373d54

難関公立も定員割れ!? 元塾講師が読み解く、大阪の高校受験

今(2025年3月)、世間では高校の授業料無償化、そして
難関公立高校の定員割れ(寝屋川、八尾、鳳など)というニュースで
騒がれているようなので、元塾講師・塾経営者として色々と思うところがありますが、
公立人気の低下について書こうかと。

特に旧第二学区(2007年度から2013年度)の寝屋川高校あたりの状況について
書きます。(私の地元なので)

私が塾を畳んでから来年で10年になるようです。(2016年に閉塾)
そうかぁ、もうそんなに経つんですね。

時代背景

2015~16年(平成27~28年)当時の大阪は、学区が廃止されて、
内申書相対評価から絶対評価へと変わるような時期でした。
(過渡期というのもあって学校現場の判断からか
絶対評価という名前ではあるものの、実質的には相対評価でしたが)

本題

本題に入ります。
この頃、すでに国公立高校の授業料は無償化されていました。
また、私立高校に関しても2011年(平成23年)からすでに
国や大阪府助成金によって、所得制限付きで授業料は無償化されていました。
世帯年収610万円未満は無償、世帯年収800万円未満(生徒の70%)でも
高校3年間の費用は10万円未満でした。

2015年当時の受験状況

当時(2015、平成27年度)の受験制度はややこしいので、
単純に比較はできないですがデータを書きます。
(今の制度がややこしいかどうかは知らないです、調べてないので)

平成27年度(2015年度)
高校進学者数: 82,146

寝屋川:旧第二学区、難関校(2番手校)
 前期・普通科: 定員80 倍率5.0
 後期・普通科: 定員320 倍率1.3

四條畷:旧第二学区、最難関校
 前期・文理学科(最難関): 定員160 倍率3.3
 後期・普通科      : 定員200 倍率2.0

この頃の高倍率は、昔から旧第二学区の方々は
地元公立志向がとても強い地域だったことの現れかなと思います。

2025年の受験状況

そこから10年経った現在の状況が以下。

★令和7年度(2025年度)
高校進学者数(推計):約71,500(平成27年の87%)

寝屋川
 普通科:  定員360 倍率0.9

四條畷
 文理学科: 定員360 倍率1.4

高校入学者数が13%減っていること、寝屋川高校の定員数が20%減っていることを
考慮すると、寝屋川高校の人気がすごく落ちているようです。
四條畷高校も人気が落ちている)

私の考察や感想

個人が持つイメージ

本来、人の気持ちやその人が持っているイメージって、なかなか変わらないんです。

2015~16年頃、私立校の授業料に対して助成金があるという事実を、
保護者の方々はほぼご存じなかったのですが、私立高校の無償化のお話をしても、
「結局は公立の方が安いんでしょ」と思われる方が多かったのが実際のところです。

だから、以下の記事にあるような「国の授業料無償化」が出てきても
それが理由では、そんなにすぐすぐこんな数字に現れないのです。

(参考)
私学無償化の衝撃、大阪の公立高校の約半数が倍率1倍以下に
人気校の寝屋川、八尾も - 産経ニュース
https://www.sankei.com/article/20250308-USC35K5EGBPOZFQROQVTBX76MY/

それでもここまで数字に現れているということは、
記事の中にある「公立不人気の原因は、大阪府が独自に進めてきた所得制限のない
授業料無償化の拡大に伴い、私立志向が高まっているため」ということが
10年以上かけてようやく世間のイメージが変わってきたのかもしれません。

学校説明会の影響

また、公立高校ではほぼ行わない塾への説明会を、私立高校は積極的に力を入れて
やってきた成果なのかもしれません。
塾側にその学校の良いイメージを持ってもらえると、塾は塾生や保護者に
そのイメージを伝えようとしますからね。

公立高校は宣伝が下手というよりも、宣伝がしにくい体制である上に、
説明会を行う必要がない、というのもあったかと思います。公立は何もしなくても
生徒が集まっていましたし、宣伝や説明会をする余裕がなかったという気もしますが。
ですが、その結果が今年の状況を生んでいるのかもしれません。

ただ当時公立の中でも塾への説明会を行っていた芦間(あしま)高校が
頑張っていた良い事例があります。
自校の良いところを熱心に伝えようとされている印象を私は思っています。
(現在も行っているかは知りませんが、当時の校長は危機感を抱いて行っていた
ようです)
その成果もあってか、普通科とは違う総合学科という個性もあり、
芦間高校はとても人気がありました。

各学校の授業のわかりやすさ

どうにもこうにも今まで、学力のみ(いわゆる偏差値)で学校を選ぶ人が多い
ように思います。もったいないなと。

ちなみに、難関校だからといって授業がわかりやすいかといえば、
公立の場合は全然そうでもない場合が多いです。学生が理解する能力があるので、
授業がわかりやすい、と世間から勘違いされているかと。

現実として、私は職業柄、難関校に通う生徒も多く接してきましたが、
学校の授業の批判も非常に多く、彼らは独学したり塾に頼っていたりして
理解したり乗り越えていました。

つまり公立高校は、先生方個人の差が非常に大きいと、私は思います。
授業研究をするヒマがないくらいに担任業務や保護者対応、クラブ活動などの
授業外の業務が多いだろうことが問題である気がしますが。

なお私立高校はいくつか学校見学をしたのですが、特に進学校は授業研究などを
行っていて先生方個人の差は縮まっているかと思います。

高校のあり方と選び方

学校は良い人脈づくりの場だと思いますので、公立私立に関わらず
各学校の個性を見て学校選びをされれば良いと個人的には思います。
また、その個性がないなら作っていく努力を学校はすべきです。

ここで言う個性は、学生の学力(いわゆる入試の難易度・偏差値)も含まれますが
このニュースを見る限り偏差値65(上位7%未満)を超えないと、
学校側は入試難易度を個性として差別化を図れないと思います。
一般人から見れば偏差値60以上(上位16%未満)でも十分に難関校だと思いますが。

参考資料

2025年度大阪府公立高校一般選抜最終出願状況(全日制128校・定時制全校倍率一覧) - 産経ニュース
https://www.sankei.com/article/20250307-XCMUQGEXSFKTLNI3IEPE3RDNA4/

【高校受験2015】大阪府公立高校前期2/17締切、普通3.31倍・文理3.04倍 | リセマム
 https://resemom.jp/article/2015/02/18/23000.html
【高校受験2015】大阪府公立後期出願状況(確定)、豊中1.98倍 | リセマム
 https://resemom.jp/article/2015/03/11/23443.html

学校基本調査/大阪府(おおさかふ)ホームページ [Osaka Prefectural Government]
 https://www.pref.osaka.lg.jp/fuseiunei/toukeijouhou/toukeikajisshinochousa/gakkoutoukei/gakkoukihonchousa/index.html